正直であること

みんなパワフルに生きててなんだかすごいや。秋だっていうのに。感心するばかり。私はというとエネルギーが枯れ果てていて、人と関わることも億劫な日々が続いてます。すべてを季節の変わり目のせいにしていたけれど、時の流れは早いのね。もう十月も半ばに入る頃かしら。

聞こえません、伝わりません。受け取りませんし伝えません。……外界をシャットダウンしていることに微かな焦りを感じている。が、取り繕ろう元気もない今、ゆらゆら幽体離脱して、斜め上から自分を観察しています。
ちょっと疲れちゃったかな〜？　何にと問われると答えられないのだけど、それを深く掘り下げる気も起きないのだけど。元気をチャージする方法、旅行に行ってマイナスイオンを浴びるとか、おいしいものをたらふく食べるとか、一日中寝るとかご飯を作るとか。なんだってやったけどさ。

でも人の心なんてわかんないもんだよ。快活な人だなあと思って見てたって、ほんとのところは本人しかわからない。他人について思いを巡らすのがどれだけ無駄で徒労でもはや失礼とすら思う。喉の奥が埃っぽいなあ、コホコホコホ。なんだろうね、この感じ。なんだろうね、みんなと同じこの感じ。ちょっと正直すぎやしない？