2019-01-01から1年間の記事一覧
コートも脱がずベッドの上に座り文章を書いている。筆記具をもちノートを広げるよりも手軽に。 頭がフリーズしてしまった。この一年は振り返りたくもない。泣いているか絶望しているか無気力でいるか、ほとんどどれかだった気がする。最後の最後だけちょっと…
悪魔の証明とは、証明不可能なこと、証明するのがとても困難なことを悪魔に喩えたものをいう。 では証明できないものとはなにか。 それはあるものが「ない」という事実だ。目の前に消しゴムがあるか、ないかといった単純な例なら別だが、宇宙人がいるかいな…
一度悪くなったものが「治る」までにはかなりのエネルギーを使うらしい。 通常の、良くも悪くもない状態を維持するのに使うくらいのエネルギー量では、悪くなったものを治すことはできない。そのうち治るかな?と思って様子を見ていても、よくない状態が維持…
金原ひとみの長編小説『アタラクシア』を読んだら、他人に対して言葉を尽くすことの意味を深掘りたくなったので書きました
Webに書く文章をずっとお休みしてたらなにをどんな表現で書いたらいいのかまるでわからなくなっちゃったので、日記を書いてみることにします。 == いつもどおりぎりぎりに起床。寝落ちしたけど4時くらいに「今日は化粧落とさなきゃマジで肌が終わる!!!…
きのこ帝国の名曲『夢みる頃を過ぎても』は何度となく、夢や理想から見放された私を救う。現実を直視したくない、朝が来るのはこわい、だけどやっぱり朝は尊いのだ。
隣の芝生が青すぎて、ひたすら眠った。 椎名林檎の『おだいじに』を聴きながら、もしかしたらこのまま何者にもならず生き続ける未来にも思いを馳せた。 おだいじに アーティスト: 椎名林檎 出版社/メーカー: UNIVERSAL MUSIC LLC 発売日: 2018/05/27 メディ…
(今週のお題「雨の日の楽しみ方」) 雨と、雨の日を美しく写真に撮れても、暖色の光が照らす部屋ではその写真をみてもあまり感動しない。 少し気分が落ち込んだときや、ジメジメした生活を愛してしまう日、私は言葉で雨を読みたい。 現実の雨ってこんな感じ…
長いこと、夢を隠して生きてきた。 家族や友だちなど周囲に対して秘密にしていたというより、自分ですら気づかないところにしまいこんでいたという方が正しい。 夢を自覚しないように、目を瞑ったまま、意識の底に隠すのだ。だって叶わない、たぶん叶わない…
圧倒的に話の起承転結がおけないので、いつまでたっても話が完結させられない。 永遠に「承」だし、たまに「転」したと思ったら転がりっぱなし。 フィールド外に転がっていってしまった登場人物にはもう感情をつけられないから、「あんた、誰」的な状態にな…
小説を書けるようになるためには、まずは読まなければ。 しかも、ただ読むのではなくて全体の構造を理解したり、展開のさせ方や話題と話題の繋がり方を意識したり。「まるで国語のセンター試験対策のようではないか」、などと思いつつも、しょっぱい努力を怠…
高校生の頃から、一に表現、二に語感、三に活字の見た目を重視して本を読んできてしまったので、登場人物の動きとか話の展開とかが「ま〜〜〜どうでもよく」て、全然追えないんですよ。 ”本の内容は忘れたけど、あの一文がずっと残っている”とか ”文字から音…
カッコつけた言葉をたくさん使ってしまった。反省している。 arama.hatenadiary.jp 違う違う違う、読むに耐えないかもしれないけどここは刹那の墓場。 十年余り椎名林檎の愛好家をやっているというだけのただの一般人、ただのOL。 率直な言葉で語った方がい…
2019年5月27日、椎名林檎の新アルバム『三毒史』がリリースされる。 リリース前の1ヶ月間は宣伝モード一色で、西武新宿駅前の”ユニカビジョン”でのライブ映像配信に、渋谷駅周辺に現れる巨大ボードによる広告で、愛好家の心が賑わう。 一部配信も始まってい…
群青色にグラデーションがかかっている、ジグゾーパズルのピースよりもっとやわらかくてあんなにハッキリでっぱっていない粘土みたいな玉をひとつ持っています。 力を入れて握ると形が変わるし、ぐーで掴むと温度が高まって濁った色になるので、体温を伝えす…
この世に存在していることは知っていたけど、「どうぞ」といざ差し出されると怖気づいてしまう。一応もらうんだけど、置く場所はないから無理やり詰め込む。それをくれたおじさんと出会った場所には、なんとなく体が避けて近づけない。 見透かされたのが居心…
無邪気で、頑固で、明日も同じ日が続くと信じている少年たち。 彼らにはいつだって仲間がいて、自然の摂理を取り入れながら淡々と日々を過ごす。 たまに大人みたいな顔をして物を言う。一理ある。 こちらが正論をはくと、見透かしたような目でこちらを見るか…
もしかしたら私の部屋にある衣類たちが私の大事な血圧を奪っているのかもしれないと思い至った。フランス人は服を10着しか持たないらしいけど、私も服を10着にしたら、やる気がみなぎる、エネルギー値の高い人間になれる でしょうか? だいたい私の小部屋に…
窓を開けて寝てしまった初夏。 空気がひんやりして、体も冷たい。毛布に頭まで包まるも手遅れで悲しい。 指を紙で切った時。 よく使う指であればなおのこと。右手はどの指であっても精神的に致命傷。 即絆創膏を貼ると結構ケロッと回復する。 朝、仕事に行く…
健康的な生活を送りたいなあ。(今もそこそこ健康なんだけどさらに) 突き詰めれば、早寝早起きとか?(笑)......無理か。 私がフィクションで書きたいことを、あえて二元化すると正負の感情のうち、負の感情です。そもそも感情って、目に見えるものとして…
『さよなら、ニルヴァーナ』は、14歳の時に幼女を殺した少年A、娘を殺された母親、事件をきっかけに少年Aに恋をした女の子、作家志望の中年女性の4人の視点で、事件のその後の生活が描かれている連作短編小説だ。モチーフにされているのは、実際に1997年・神…
自分のことを、ドラマの主人公みたく天才だと思いたくて仕方がない病は小学生の頃から治っていない。それに最近は、持病が悪化して、「天才気取り」で行動しているのが末恐ろしい。 天才気取りの行動とは具体的に、 ・ろくに見聞きしていないものについてい…
本を開き文字を追っている最中、頭の中に鮮明な光景が広がった時や脳の神経が手触りを認識した時、本を閉じてしまう。一旦本を閉じて、脳裏に浮かぶ光景を融かすように寝ることもある。寝ない時は、息を深く吸い込んで、自分が生きている世界を確かめる。こ…
私は根本的に自分自身に対して懐疑的すぎる。信頼していないし、すぐに自分には価値がないと思いたがる。自分のこととなると、客観性も感情も無視して、「とりあえず」自己否定に走りがちな私にとって、自分を否定せず物事を建設的に、バイアスをできるだけ…
感情ちゃんはどこで迷子になったのかな?小さくてボロい車でここまで運ばれてきたんだね。乗り心地が悪かったでしょう?なんて言われるのもいやだよね、そんなに簡単じゃないってことを、僕は分かっているつもりだよ。 感情ちゃん、お腹は空いてる?何か食べ…
こんにちは、〇〇です。から始まるエッセイを書きたくない。〇〇の部分に入るHNを何にしようかと悩むのも、<h2>タグで囲まれるかっこよく語呂がいい見出しを考えるのも、モバイル五行を意識するのも、いったんすべて捨て去りたい。唐突に話題を差し出したいし、</h2>…